プラットフォームキャッシュの設定

プラットフォームキャッシュを使用して、Salesforce Experience Cloud サイトのページとコンポーネントのパフォーマンスを向上させます。

プラットフォームキャッシュには、1 人のユーザーとそのセッションに固有のデータを保持するセッションキャッシュ、組織内の複数のユーザーがアクセスするデータを保持する組織キャッシュの 2 つがあります。

次のキャッシュオブジェクトがあります。

Applications (アプリケーション)

ユーザーのクライアントアプリケーションの詳細

API Versions (API バージョン)

Exchange の API バージョンの基本的な詳細

API Documentation (API ドキュメント)

API バージョン情報およびドキュメントページ

API Instances (API インスタンス)

パブリッシュされた各 API バージョンの使用可能なインスタンス

Categories (カテゴリ)

API を整理するために Exchange で定義されたカテゴリ

API Categories (API カテゴリ)

Exchange で API に適用されたカテゴリ値

API Tier Limits (API 層の制限)

サービスレベルアクセス (SLA) 層の制限 (API で実行できる要求数など)

API Query (API クエリ)

API Console の [Try It (試す)] 操作の応答

有効にする部分と、キャッシュが各種別のデータを保持する時間を設定します。

  1. Salesforce 組織にログインします。

  2. [設定]​ で、​[カスタムメタデータ型]​ をクリックします。

  3. [ACM Platform Cache Metadata (ACM プラットフォームキャッシュメタデータ)]​ 表示ラベルの横で、​[レコードの管理]​ をクリックします。

  4. [ACM Configuration (ACM 設定)]​ 表示ラベルの横で、​[編集]​ をクリックします。

  5. [Session Cache Enabled (セッションキャッシュ有効)]​ と ​[Organization Cache Enabled (組織キャッシュ有効)]​ チェックボックスを使用して、対応するキャッシュを有効または無効にします。

  6. キャッシュデータがアプリケーション、API バージョン、ドキュメントコンテンツ、インスタンス、カテゴリとカテゴリ値、層の制限、クエリ用のキャッシュに保持される秒数を設定します。

  7. 各エンティティの最小秒数と最大秒数を表示するには、各項目名の横にある疑問符 (?) にカーソルを置きます。

  8. エンティティのキャッシュを無効にするには、その項目を 0 秒に設定します。

  9. [Save (保存)]​ をクリックします。

キャッシュサイズはデフォルトで 0 に設定されます。キャッシュの設定を完了するには、キャッシュサイズを設定します。

  1. Salesforce 組織にログインします。

  2. [設定]​ で、​[プラットフォームキャッシュ]​ をクリックします。

  3. ACMCache​ パーティションをクリックします。

  4. [Edit (編集)]​ をクリックします。

  5. [組織]​ 項目の各キャッシュのサイズ (メガバイト) を設定します。

    セッションキャッシュと組織キャッシュのサイズの合計は、​ライセンス​によって決まる組織のキャッシュ容量を超えることはできません。

  6. [Save (保存)]​ をクリックします。

新しい設定がすぐに有効になります。

各キャッシュの使用量を確認するには、​[再計算]​ をクリックします。