Anypoint API Governance 入門

UI、および​「Anypoint API Governance の概要」​で説明されている概念を把握したら、API の管理を開始できます。

始める前に

API Governance の使用を開始する前に、次のセクションを参照してください。

権限を確認する

次のいずれかの権限で API Governance にアクセスできることを確認します。

  • [API Governance]​ > ​[Governance Viewer (ガバナンス閲覧者)]

    この権限により、API 開発者やアーキテクトなどの API Governance ユーザーが次の操作を実行できます。

    • API Governance コンソールの準拠の概要を表示する。

    • 参照権限のある管理対象 API のリストを含む ​[Governed APIs (管理対象 API)]​ を表示する。

    • API の詳細なガバナンスレポートを CSV 形式でダウンロードする。

  • [API Governance]​ > ​[Governance Administrator (ガバナンス管理者)]

    この権限により、API Governance やセキュリティ担当者などの API Governance ユーザーに API Governance へのフルアクセス権が付与されます。

API Governance の権限設定に関係なく、Anypoint Platform 組織のシステム管理者には API Governance へのフルアクセス権が付与されます。

より高いレベルの権限により、​[Governance Viewer (ガバナンス閲覧者)]​ 権限が上書きされます。ユーザーが ​[Governance Administrator (ガバナンス管理者)]​ 権限を持っている場合、または組織のシステム管理者である場合、そのユーザーに ​[Governance Viewer (ガバナンス閲覧者)]​ 権限を設定しても、権限は制限されません。

追加機能にオプトインする

システム管理者であり、API Governance コンソールにオプトインバナーが表示されている場合、ビジネスグループ (組織) の追加機能を取得するにはオプトインします。​2023 年 10 月 17 日の API Governance リリースノートエントリ​を参照してください。

このドキュメントは、オプトイン後に使用できる製品の全機能を対象として記述されています。

API を管理する

次の手順を使用して API を管理します。

  1. 管理する API を​識別します​。

  2. ガバナンスプロファイルを設定​して、どの API にどのルールセットを適用するかを識別します。

  3. API Governance コンソールで​ガバナンス準拠状況を監視します​。

  4. API を設計するときに、API Designer および Exchange で​仕様の準拠の問題を検出して修正​します。

  5. デプロイメント時に API Manager で​インスタンスの準拠の問題を検出して修正​します。

  6. (省略可能) カスタムルールセットを作成​して、ビジネスグループ (組織) の API をより効果的に管理します。

  7. (省略可能) CLI コマンドをインストールして実行​して、CI/CD パイプラインの一部としてガバナンスを自動化し、カスタムルールセットをより簡単に作成できます。