envVar

DataWeave 2.2 は Mule 4.2 と互換性があり、Mule 4.2 にバンドルされています。 このバージョンの Mule は、拡張サポートが終了する 2023 年 5 月 2 日にその すべてのサポート​が終了しました。

このバージョンの Mule を使用する CloudHub には新しいアプリケーションをデプロイできなくなります。許可されるのはアプリケーションへのインプレース更新のみになります。

標準サポートが適用されている最新バージョンの Mule 4 にアップグレード​することをお勧めします。これにより、最新の修正とセキュリティ機能強化を備えたアプリケーションが実行されます。

envVar(String): String | Null

指定された名前の環境変数を返すか、環境変数が定義されていない場合は ​null​ を返します。

パラメーター

名前 説明

variableName

環境変数の名前を指定します。

次の例では、Mac コマンドコンソール (​SHELL​) のパスを返し、​FAKE_ENV_VAR​ (定義されていない環境変数) に対して ​null​ を返します。​SHELL​ は、標準 Mac 環境変数の 1 つです。また、​import​ コマンドにより、先頭にモジュール名を追加しなくても関数をコールできることにも注目してください。

ソース

%dw 2.0
import * from dw::System
output application/json
---
{
    "envVars" : [
       "real" : envVar("SHELL"),
       "fake" : envVar("FAKE_ENV_VAR")
    ]
}

出力

"envVars": [
  {
    "real": "/bin/bash"
  },
  {
    "fake": null
  }
]