form
form(parts: Array<MultipartPart>): Multipart
指定されたパートの配列を使用して Multipart データ構造を作成します。
例
次の例では、3 つのパートを含む Multipart データ構造を作成します。
最初のパートは Multipart::file() 関数を使用して orders.xml という外部ファイルをインポートします。このファイルは、Mule アプリケーションの内部 src/main/resources フォルダーにあります。この例についての詳細は、file 関数のドキュメントを参照してください。
2 つ目のパートでは、項目名をキー/値ペアを含むオブジェクトの形式で入力パラメーターとして受け入れる Multipart::field() 関数のバージョンを使用して、キーを任意の順序で渡せるようにします。このパートでも省略可能な fileName パラメーターを指定しません。指定すると、fileName はそのパートの Content-Distribution 要素に含まれます。mime 項目も省略可能です。指定すると、この項目は Content-Type 要素を mime 値に設定します。この場合、Content-Type は text/plain に設定されます。
3 つ目のパートではよりコンパクトなバージョンの Multipart::field() 関数を使用して必須および省略可能なパラメーターを正しい順序で入力パラメーターとして設定します。最初の 3 つのパラメーター name、value、mime は必須です。fileName パラメーターは省略可能です。コンテンツをファイルから読み取る場合やファイルに書き込む場合にのみ使用します。このバージョンでは、mime パラメーターは Content-Type 要素としての出力、fileName は Content-Distribution 要素の filename パラメーターとしての出力になります。
ソース
%dw 2.0
import dw::module::Multipart
output multipart/form-data
var myOrders = "./orders.xml"
var fileArgs = { name: "file", path: myOrders, mime: "application/xml", fileName: "myorders.xml"}
var fieldArgs = {name:"userName",value: "Annie Point", mime: "text/plain"}
---
Multipart::form([
Multipart::file(fileArgs),
Multipart::field(fieldArgs),
Multipart::field("myJson", {"user": "Annie Point"}, "application/json", "userInfo.json")
])出力
------=_Part_146_143704079.1560394078604
Content-Type: application/xml
Content-Disposition: form-data; name="file"; filename="myorders.xml"
<?xml version='1.0' encoding='UTF-8'?>
<orders>
<order>
<item>
<id>1001</id>
<qty>1</qty>
<price>$100</price>
</item>
<item>
<id>2001</id>
<qty>2</qty>
<price>$50</price>
</item>
</order>
</orders>
------=_Part_146_143704079.1560394078604
Content-Type: text/plain
Content-Disposition: form-data; name="userName"
Annie Point
------=_Part_146_143704079.1560394078604
Content-Type: application/json
Content-Disposition: form-data; name="myJson"; filename="userInfo.json"
{
"user": "Annie Point"
}
------=_Part_146_143704079.1560394078604--例
次の例は、multipart/form-data 出力形式と互換性のある DataWeave コードを使用してデータ構造を作成し、どうすれば form 関数を使用することなく、multipart/form-data 出力と互換性のあるデータ構造を手動で作成できるかを示しています。
次の構造では、パートキー part1 と part2 は multipart/form-data 出力から削除されています。