Linux 権限のトラブルシューティング

Flex Gateway に関する情報へのアクセスを制限できるように、Linux デプロイメントで次の ​flexctl​ コマンドはルートユーザーと ​flex​ ユーザーグループのユーザーしか実行できません。

  • flexctl dump

  • flexctl version

  • flexctl check connections

  • flexctl probe

  • flexctl registration inspect​ (​--file​ フラグなしで実行する場合)

これらのコマンドを実行するには 2 つのオプションがあります。

flex ユーザーグループへのユーザーの追加

flex​ ユーザーグループへのユーザーの追加は永続的な解決策であり、ユーザーの追加後は操作が不要になります。​flex​ ユーザーグループに現在のユーザーを追加するには次のコマンドを実行します。

sudo usermod -a -G flex $USER

コマンドの実行後に、ユーザーが ​flexctl​ コマンドの使用を開始するには再び VM にログインする必要があります。

ルートユーザーとしての実行

flexctl​ コマンドと一緒に ​sudo​ コマンドを実行するのが Flex Gateway 情報に最短でアクセスする方法です。ただし、ユーザーが ​flex​ ユーザーグループの一員でない場合、​flexctl​ コマンドを実行するたびに ​sudo​ コマンドを実行する必要があります。

sudo flexctl <command>

sudo flexctl dump​ コマンドを実行すると、ルートユーザーは作成されたダンプファイルのオーナーになります。現在のユーザーがルートユーザーでない場合、そのユーザーはダンプされたファイルを表示できません。ファイルを表示するには、次のコマンドを実行してファイルのオーナーを変更します。

sudo chown $USER *.json