SOAP スキーマ検証ポリシー

ポリシー名

SOAP スキーマ検証

概要

指定された WSDL スキーマに対して受信トラフィックを検証する

カテゴリ

セキュリティ

使用可能な最小 Flex Gateway バージョン

v1.10.0

返される状況コード

このポリシーでは、クライアントエラーの場合は ​400​ が、サーバーエラーの場合は ​500​ が返されます。エラーメッセージは SOAP 標準応答によって定義されます。

概要

スキーマ検証ポリシーでは SOAP 1.1 および 1.2 の API のみがサポートされます。

SOAP スキーマ検証ポリシーを使用して、定義した WSDL スキーマに準拠していない受信要求をブロックします。このポリシーにより、不正な、または悪意のある SOAP メッセージがバックエンドに到達するのを防止し、クライアントとサービス間でコントラクトのコンプライアンスを適用します。

ポリシーのパラメーターの設定

Flex Gateway のローカルモード

ローカルモードでは、宣言型の設定ファイルを使用してポリシーを API に適用します。以下のポリシー定義とパラメーターの表を参照してください。

- policyRef:
    name: soap-validation
  config:
    wsdlUrl: <string> // REQUIRED
    encoding: <string> // REQUIRED, default 'UTF-8'
    serviceName: <string> // REQUIRED
    servicePort: <string> // REQUIRED

スキーマがこの YAML リソースで指定されているか、Exchange の API コンテキストで指定されているか (接続モードのみ) を決定します。サポートされている値: inline​ または ​context​。ローカルモードでポリシーを設定する場合、​inline​ を指定する必要があります。

パラメーター 必須 デフォルト値 説明

wsdlUrl

はい

なし

WSDL にアクセスする場所の URL

encoding

はい

UTF-8

WSDL のエンコーディング

serviceName

はい

なし

要求を検証する WSDL で定義された SOAP サービス名

servicePort

はい

なし

要求を検証する WSDL で定義された SOAP ポート名

リソースの設定例

- policyRef:
    name: soap-validation
  config:
    wsdlUrl:
    encoding: UTF-8
    serviceName:
    servicePort:

管理 Flex Gateway および Flex Gateway の接続モード

UI からポリシーを API インスタンスに適用するときに、以下のパラメーターが表示されます。

項目 説明

Service Name (サービス名)

要求を検証する WSDL で定義された SOAP サービス名

Service Port (サービスポート)

要求を検証する WSDL で定義された SOAP ポート名