Google Calendar Connector 1.2

Google カレンダー用 Anypoint Connector (Google Calendar Connector) では、Google カレンダーとオンプレミスまたはクラウドのサードパーティアプリケーション間でデータを同期し、ビジネスプロセスを自動化します。

Google カレンダーは、個人およびチームの生産性向上に重点を置いたカレンダーおよびタスク計画アプリケーションです。Google カレンダーを使用すれば、個人は簡単にタスクやミーティングをスケジュールできます。また、使いやすいカレンダーインターフェースを使用してイベントを同僚と共有することもできます。

互換性と解決された問題に関する情報は、「Google Calendar Connector リリースノート」を参照してください。

始める前に

このコネクタを使用するには、以下に精通している必要があります。

  • Google カレンダー API

  • Anypoint Connector

  • Mule Runtime Engine (Mule)

  • Mule フローの要素とグローバル要素

  • Anypoint Studio (Studio) を使用した Mule アプリケーションの作成

アプリケーションを作成する前に、以下が必要です。

  • Google カレンダーにアクセスするためのログイン情報

  • Anypoint Studio バージョン 4.2.1 以降

コネクタの一般的なユースケース

Google Calendar Connector の一般的なユースケースを次に挙げます。

  • スケジュール設定の効率アップ

確立されたプロセスの一環である手作業でのイベントのスケジュール設定を不要にします。たとえば、重要度の高い顧客の問題を受信したときに自動的に 15 分間のトリアージミーティングを作成できます。

  • 従業員の生産性向上

個人がスケジュール済みのすべてのエンゲージメントを 1 か所にまとめられるように、お客様からの電話など、イベントの詳細を Trello、Asana をはじめとするタスク計画アプリケーションなどの外部システムから Google カレンダーに同期します。

  • コラボレーションの合理化

チームのカレンダーを Slack や Teams などのメッセージングシステムのチームのチャネルと統合し、チームのカレンダーで新規イベントをスケジュールしたときに必ずチームが通知を受信するようにします。

認証種別

Google Calendar Connector では OAuth 2.0 認証種別を使用し、この認証種別では保護されたデータにアクセスするために認証サーバーによって提供されたアクセストークンが使用されます。