環境およびアクセス権限の設定

アクセス管理を使用して環境を作成し、組織の Anypoint Platform で Anypoint MQ 機能を管理するユーザーのロールを管理できます。

環境の作成

自分に Anypoint MQ アクセス権を付与する前に、権限を関連付ける環境を作成します。

  1. Anypoint Platform から ​[Access Management (アクセス管理)]​ を選択します。

  2. 「新しい環境の作成方法」​の手順を実行します。

ユーザーへの Anypoint MQ アクセス権の付与

最初に自分に Anypoint MQ アクセス権を付与してから、組織内の他のユーザーにアクセス権を付与します。

Anypoint MQ で使用するユーザー権限を自分に割り当てます。 これらの権限により、キューとエクスチェンジを作成してクライアントアプリケーションと宛先を作成できます。 同じ情報を使用して、組織内の他のユーザーにユーザー権限を割り当てることができます。

ユーザー権限を割り当てる手順は、次のとおりです。

  1. Anypoint Platform から、​[Access Management (アクセス管理)]​ をクリックします。

  2. 「ユーザーへの権限の付与」​の手順を実行します。

チームを使用した権限の割り当て

チーム機能を使用して、ユーザーのグループを作成し、そのグループのメンバーに特定の権限を割り当てます。

たとえば、管理権限を持つ管理者チームや、参照権限のみを持つユーザーチームを作成できます。 ロールを作成すると、管理者、開発者、または情報の参照のみ必要で変更は行わないユーザーなど、組織内のユーザーにアクセス権を割り当てることができます。

  1. Anypoint Platform から、​[Access Management (アクセス管理)]​ をクリックします。

  2. チームを使用したユーザーアクセスの管理」の手順を実行します。

Anypoint MQ 権限

Anypoint MQ 権限は次のとおりです。

権限 説明

View clients (クライアントの参照)

各クライアントアプリケーションのクライアントアプリケーション ID とクライアントシークレットを含めすべてのクライアントアプリケーションを参照します。

View destinations (宛先の参照)

  • すべての宛先とその設定 (​[ID]​、​[Type (種別)]​、​[Message TTL (メッセージ TTL)]​、​[Message Lock Default TTL (メッセージロックのデフォルト TTL)]​)。

  • キュー待機中​メッセージを参照します。

  • インフライト​メッセージの統計情報を参照します。

Clear destinations (宛先のクリア)

[View destinations (宛先の参照)]​ と同じ権限。

Manage clients (クライアントの管理)

[View clients (クライアントの参照)]​ と同じ権限に加えて、クライアントアプリケーションの作成権限。

Administer destinations (宛先の管理)

[View destinations (宛先の参照)]​ および ​[Clear destinations (宛先のクリア)]​ と同じ権限に加えて、次の権限。

  • 新しいキュー、メッセージエクスチェンジ、バインドを作成する。

  • 既存のキュー、メッセージエクスチェンジ、バインドを編集する。

  • キューからメッセージをパージする。

Manage destinationss (宛先の管理) (非推奨)

[View destinations (宛先の参照)]​ および ​[Clear destinations (宛先のクリア)]​ と同じ権限に加えて、次の権限。

  • 新しいキューとメッセージエクスチェンジを作成する。

  • 既存のキューとメッセージエクスチェンジの設定を編集する。

  • [Message Sender (メッセージ送信者)]​ と ​[Browser (ブラウザー)]​ ページにアクセスする。

  • メッセージを削除する。

  • キューからメッセージをパージする。

この権限は非推奨です。 [Manage (管理)] 権限​と同じ機能を実行するには、次の権限をユーザーに割り当てます。

  • Administer destinations (宛先の管理)

  • Destination subscriber for given environment (特定の環境の宛先のサブスクライバー)

  • Destination publisher for given environment (特定の環境の宛先のパブリッシャー)

Destination subscriber for given environment (特定の環境の宛先のサブスクライバー)

  • 宛先からメッセージをコンシュームします。

  • 宛先からメッセージを削除します。

Destination publisher for given environment (特定の環境の宛先のパブリッシャー)

  • 宛先にメッセージを送信します。

  • 宛先でメッセージ TTL を更新します。

Read MQ stats (MQ 統計情報の参照)

組織と環境の統計情報を参照します。

環境の切り替え

環境を切り替える手順は、次のとおりです。

  1. Anypoint Platform から、​[MQ]​ > ​[Design (設計)]​ をクリックします。

    環境ボタン
  2. [Switch Environment (環境の切り替え)]​ ボックスで、別の環境に切り替えたりデフォルトの環境を変更したりできます。

    • 別の環境に切り替えるには、その環境の名前をクリック (たとえば、以前に Sandbox 環境を作成したことがあれば​「Sandbox」​) し、​[Switch (切り替え)]​ をクリックします。

    • デフォルトの環境を変更するには、​[Open your profile to change the default environment (プロファイルを開いてデフォルト環境を変更)]​ をクリックし、​[Default (デフォルト)]​ 環境リストから別の環境を選択します。