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チャット操作の設定

Chat Answer Prompt 操作の設定

Chat answer prompt​ 操作は、設定済み LLM への簡単なプロンプト要求操作です。これはプレーンテキストプロンプトを入力として使用し、その応答にはプレーンテキストの回答が含まれます。

Chat answer prompt​ 操作を設定する手順は、次のとおりです。

  1. Anypoint Code Builder または Studio キャンバスで操作を選択します。

  2. 操作の ​[General (一般)]​ プロパティタブで、​[Prompt (プロンプト)]​ にプレーンテキストを入力します。

この操作の XML 設定を次に示します。

<ms-chainai:chat-answer-prompt
  doc:name="Chat answer prompt"
  doc:id="8ba9d534-f801-4ac7-8a31-11462fc5204b"
  config-ref="MuleChain_AI_Llm_configuration"
  prompt="#[payload.prompt]"
/>

出力設定

この操作の応答には、メイン LLM 応答を含む JSON ペイロードが含まれます。

応答の例を次に示します。

{
    "response": "The capital of Switzerland is Bern. It's known for its well-preserved medieval old town, which is a UNESCO World Heritage site. Bern became the capital of Switzerland in 1848. The Swiss parliament, the Federal Assembly, is located in Bern."
}

この操作では、メイン JSON ペイロード内に含まれない属性も返されます。これには、トークン利用状況に関する情報が含まれます。次に例を示します。

{
  "tokenUsage": {
      "outputCount": 9,
      "totalCount": 18,
      "inputCount": 9
  },
  "additionalAttributes": {}
}

Chat Answer Prompt With Memory 操作の設定

Chat answer prompt with memory​ 操作は、マルチユーザーチャット操作の会話履歴を保持するのに役立ちます。

Chat answer prompt with memory​ 操作を設定する手順は、次のとおりです。

  1. Anypoint Code Builder または Studio キャンバスで操作を選択します。

  2. 操作の ​[General (一般)]​ プロパティタブで、次の値を入力します。

    • Data

      操作のプロンプトを含めます。

    • Memory Name (メモリ名)

      会話の名前。マルチユーザーサポートの場合、一意のユーザー ID を入力します。

    • DB File Path (DB ファイルパス)​

      会話履歴を保存するメモリ内データベースへのパス。

      この項目では DataWeave 式を使用することもできます。次に例を示します。

      #["/Users/john.wick/Desktop/mac-demo/db/" ++ payload.memoryName].

    • Max Messages (最大メッセージ数)

      [Memory Name (メモリ名)]​ で定義された会話で記憶するメッセージの最大数。

この操作の XML 設定を次に示します。

<ms-aichain:chat-answer-prompt-with-memory
  doc:name="Chat answer prompt with memory"
  doc:id="7e62e70e-eff7-4080-bb20-3d162bb84c39"
  config-ref="MuleSoft_AI_Chain_Config"
  memoryName="#[payload.memoryName]"
  dbFilePath='#["/Users/john.wick/Desktop/mac-demo/db/" ++ payload.memoryName]'
  maxMessages="#[payload.maxMessages]">
  <ms-aichain:data><![CDATA[#[payload.prompt]]]></ms-aichain:data>
</ms-aichain:chat-answer-prompt-with-memory>

出力設定

この操作の応答には、メイン LLM 応答を含む JSON ペイロードが含まれ、追加のメタデータが属性に保存されています。

応答の例を次に示します。

{
    "response": "I'm sorry, I do not have access to personal information such as your name."
}

この操作では、メイン JSON ペイロード内に含まれない属性も返されます。これには、トークン利用状況に関する情報が含まれます。次に例を示します。

{
  "tokenUsage": {
    "outputCount": 13,
    "totalCount": 44,
    "inputCount": 31
  },
  "additionalAttributes": {
    "memoryName": "memory",
    "maxMessages": "2",
    "dbFilePath": "/.../memory.db"
  }
}

関連情報