RPA Builder 6.3.0 リリースノート

RPA Builder とは、プロセスのアクションステップを指定することで自動化をビルドできるオンプレミスアプリケーションです。

新機能、機能強化、バグ修正をすべて利用するには、必ず各 RPA アプリケーションの最新バージョンを使用してください。

2023/07/03

新機能

  • Anypoint Platform のログイン情報を使用してログインできるようになりました。RPA Builder は、組織が Anypoint Platform に移行されているかどうかを自動的に検出し、ログインに必要なログイン情報を求めます。

  • Read from Text File、Write to Text File、File Controlled Loop の各アクションステップが、日本語文字 (Shift-JIS および EUC-JP エンコード) をサポートするようになりました。

    Read from Text File と File Controlled Loop では、想定されるエンコードを選択するか、または自動エンコード検出を有効にすることができます。Write to Text File では、対象エンコードを選択できます。デフォルトでは、UTF -8 が選択されています。

  • Generate and Modify Date and Time アクションステップで、曜日を日本語で出力できるようになりました。

  • 新しいアクションステップの Append to Array では、既存の配列に要素を追加できるようになりました。

  • File Controlled Loop で、CSV ファイルの区切り文字を定義できるようになりました。

  • Iterate over Files が正規表現に対応しました。

  • プロキシ設定で、デフォルトでシステムプロキシ設定が使用されるようになりました。

  • 新しいワークフロープロパティの MaxRuntime により、ワークフローの最大実行時間を定義できます。

互換性

アプリケーション バージョン

RPA Recorder

6.2.0 以降

RPA Bot

1.0.0 以降

修正された問題

問題の解決 ID

Write Bot Message アクションステップの [Additional Customer Info (追加の顧客情報)] の表示ラベルを [Custom Message (カスタムメッセージ)] に変更しました。

W-13485502

RPA Builder でファイルを読み込んでも「Script run results can not be loaded (スクリプトの実行結果を読み込めません)」というエラーが表示されなくなりました。

W-13577924

プロセスがロックされたときに、リポジトリエクスプローラーのロックアイコンが適切に更新されるようになりました。

W-13221095