Workday Connector の 16.x へのアップグレードおよび移行 - Mule 4

Workday 用 Anypoint Connector (Workday Connector) をバージョン 16.x.x にアップグレードします。

サポートされているアップグレードパス

開始バージョン 終了バージョン

15.x

16.x

変更内容

16.x

  • コネクタは Workday API バージョン 40.0 にアップグレードされます。

  • コネクタは ​ACA Partner Integrations​操作と ​Student Transfer Credit​ 操作をサポートするようになりました。

  • コネクタは新しい ​WORKDAY:BAD_REQUEST​ エラーをスローするようになりました。

  • 報告されたセキュリティの脆弱性に対処するために、com.fasterxml.jackson.core ライブラリがバージョン 2.15.0-rc1 にアップグレードされました。

  • 報告されたセキュリティの脆弱性に対処するために、mule-soap-engine ライブラリがバージョン 1.7.2 にアップグレードされました。

  • 報告されたセキュリティの脆弱性に対処するために、org-springframework ライブラリがバージョン 5.3.27 にアップグレードされました。

アップグレード前提条件

Workday Connector をバージョン 15.x からバージョン 16.x にアップグレードする前に、以下の作業を行う必要があります。

  1. コネクタを以前のバージョンに復元する必要がある場合に備えて、ファイル、データ、設定のバックアップを作成します。

  2. Workday Connector 16.x をインストールして、以前に Workday Connector 15.x に含まれていた Workday 操作を置き換えます。

アップグレード手順

Workday Connector 15.x から Workday Connector 16.x にアップグレードする手順は、次のとおりです。

  1. Studio で Mule プロジェクトを作成します。

  2. [Mule Palette (Mule パレット)]​ ビューで、​[Search in Exchange (Exchange 内を検索)]​ をクリックします。

  3. [Add Dependencies to Project (連動関係をプロジェクトに追加)]​ ウィンドウで、検索項目に「​workday​」と入力します。

  4. [Available modules (使用可能なモジュール)]​ セクションで、​[Workday Connector]​ を選択し、​[Add (追加)]​ をクリックします。

  5. [Finish (完了)]​ をクリックします。

  6. pom.xml​ ファイルで ​workday-connector​ 連動関係のバージョンが ​16.0.0​ であることを確認します。

Studio はコネクタを自動的にアップグレードします。

アップグレードを確認する

コネクタの最新バージョンをインストールしたら、次の手順に従ってアップグレードを確認します。

  1. Studio の ​[Problems (問題)]​ または ​[Console (コンソール)]​ ビューでエラーがないことを確認します。

  2. プロジェクトの ​pom.xml​ ファイルをチェックして、問題がないことを確認します。

  3. 接続をテストして、操作が機能することを確認します。

トラブルシューティング

パラメーターおよびメタデータのキャッシュに問題がある場合は、Studio を再起動してください。

アップグレードの復元

以前のバージョンの Workday Connector に戻す必要がある場合、プロジェクトの ​pom.xml​ ファイルの ​workday-connector​ 連動関係バージョンを前のバージョン ​16.x.x​ に変更します。

Studio でプロジェクトの ​pom.xml​ ファイルを更新する必要があります。