ドキュメント

RPA Recorder は、レコーディングセッションの最後に 3 つのドキュメント種別を作成します。

  • BPMN

  • PDF

  • XES

RPA Recorder は、作成したすべてのドキュメントを ​[Settings (設定)]​ セクションで指定したディレクトリに保存します。 RPA Recorder は、レコーディングを日付でグループ化して、レコーディングセッションのタイムスタンプでタグ付けします。

BPMN

BPMN は、ビジネスプロセスモデルのグラフィカル表現です。Mulesoft RPA プラットフォームの自動化プロジェクトでは、重要な要素となります。 また、RPA Manager で表示できるレコーディング済み文書も含まれています。

BPMN は、すべてのワークフローと、Object Management Group が指定した BPMN v2.0 標準をサポートする意思決定自動化プラットフォームで開くことができます。

PDF

PDF は追加のレコーディングドキュメントであり、次の情報が含まれています。

  • レコーディング時間

  • プロセス名 (Web クライアントから開かれた場合。そうでなければデフォルト名の​「New Process (新規プロセス)」​が割り当てられます)

  • BPMN グラフィカル

  • 次の情報が登録されたテーブル:

    • Element name (要素名): Start Event、Activity (Service Task)、End Event

    • アプリケーションウィンドウタイトル

    • Action type (アクション種別): system、mouse、keyboard、clipboard、window state、variable、comment、screenshot

    • Screenshots (スクリーンショット): マウス操作で取得したスクリーンショットまたは手動で取得したスクリーンショット

    • Info (情報): アクション種別の詳細情報

PDF のテーブルでは、新しいアクティビティが作成されると、グレーの背景の行が表示されます。以降の行の背景は白になり、それらがこのアクティビティのサブ要素であることを示します。

XES

XES は、プロセスマイニングの標準形式です。作成された XES ファイルは、XES 1.0 形式をサポートする任意のプロセスマイニングツールで開くことができます。XES は、さらなるプロセスマイニングの目的で使用されます。

ログ

RPA Recorder は、複数のログファイルを作成して、​xref:user-interface.adoc#settings​ で指定されているディレクトリ内の ​Logs​ サブディレクトリに保存します。RPA Recorder のディレクトリが存在しない場合は、ログファイルと一緒に作成されます。

ログファイルには、レコーディングに関する貴重な情報に加えて、発生した警告やエラーも書き込まれます。

想定されなかった動作が発生した場合は、ログファイルを送信することで MuleSoft にフィードバックを提供できます。 == 関連情報