ボットの管理

ボットはソフトウェアです。状況を見張って、予定されているプロセスをステップバイステップで実行します。ボットには、プロセスに必要なアプリケーションがインストールされているコンピューターと、特定の手順が必要です。

ボットの管理は ​Bot Management​ モジュールで行います。すべてのボットは、API キーで RPA Manager に割り当てられます。ボットをインストールすると、ボットは設定されている間隔で自動的に RPA Manager に接続されます。その後、ボットにライセンス、アプリケーション、サービス時間を割り当てることができます。

はじめに

インストールする

  1. インストールの前に各ボット用の API キーを作成します。

  2. プロセスを実行するために必要なアプリケーションがインストールされている個別のコンピューターに各ボットをインストールします。

  3. インストールに成功すると、ボットは RPA Manager に自動的に接続されます。

ライセンスを割り当てる

  • すべてのボットをインストールしたら、Bot Management モジュールの ​[ボット]​ ビューを開いて、隠しセッションでプロセスを実行する必要がある各ボットに​セキュアセッション​ライセンスを割り当てます。

サービス時間を割り当てる

  1. ボットが特定の時間にだけプロセスを実行する必要がある場合は、Bot Management モジュールの ​[サービス時間]​ ビューで、対応するサービス時間を作成します。

  2. [ボット]​ ビューで各ボットを編集することで、ボットにはサービス時間をいくつでも割り当てることができます。

アプリケーションを割り当てる

  1. Process Automation​ モジュールの ​[プロセスアプリケーション]​ ビューで、プロセスを実行するために必要なすべてのアプリケーションを入力します。

  2. [ボット]​ ビューで各ボットを編集することで、アプリケーションにアクセスできるようにするボットにアプリケーションを割り当てます。

フェーズを割り当てる

  • [ボット]​ ビューで各ボットを編集することで、テストフェーズまたは本番フェーズでのボットのデプロイを許可します。

プロセスを作成する

  • Process Evaluation​ モジュールでプロセスを作成し、​Process Automation​ モジュールでプロセスを自動化します。

プロセスをデプロイする

  • Process Automation​ モジュールの ​[プロセス管理]​ ビューで、プロセスを適切なボットに割り当てます。

監視

  • [ボット実行プラン]​ ビューには、どのボットがどのプロセスをいつ実行するかが表示されます。

  • [プロセス実行統計情報]​ ビューには、ボットにデプロイされたプロセスの結果が表示されます。

  • Process Monitoring​ モジュールの ​[ボットの状態と動作]​ ビューと ​[デプロイメントマップ]​ ビューには、ボットの現在の動作内容が表示されます。

  • Current Bot Status​ ウィジェットと ​Bot Workload​ ウィジェットは、同じ名前のモジュールの​ダッシュボード​に追加できます。

定義

セキュアセッション

セキュアセッション​とは、別のユーザーアカウントで隠れて実行される隠し Windows セッションです。画面には動作内容や処理中の情報が表示されません。